クラフト紙袋の基礎知識、課題解決事例

今回ご紹介する袋は、、、

 

 

「口折りオーバーテープ袋」

 

 

です！

 

 

 

 

 

通常のオーバーテープ袋は底部にミシンを掛けた上から、

 

 

ホットメルト付きの補強紙で被覆をして内容物の漏れを防止する袋です。

 

 

 

 

しかしミシン掛けをする都合上、ミシンの糸屑が袋内容物に混入してしまう可能性がありました。

 

 

 

 

 

口折りオーバーテープ袋では、底部を折り、カットテープ付きの補強紙で被覆します。

 

 

ミシン糸を使用しませんので、糸屑の混入はありません。

 

 

 

また、開口部はカットテープ付きですので、

 

 

手袋等をしていてもオーバーテープの耳部分を掴み、

 

 

テープを引っ張るだけで簡単に開封を行えます。

 

 

 

充填時の異物混入対策はもちろんですが、開封が簡単になりますので、

 

 

納入先・エンドユーザー様からの評価も向上したといったお話も複数頂いております。

 

 

 

 

 

同様に開封が簡単な袋で片S袋といった袋があります。

 

 

 

 

こちらも口元を１回～２回折り、その上からカットテープ付きの力紙で封緘をした袋です。

 

 

しかし片S袋は下写真の通り折部分の端が被覆されていない為、

 

 

片S部分が膨らんだ結果、隙間ができて端からの異物混入・内容物が漏れてしまうといった可能性があります。

 

 

 

＜片S袋　カットテープ部＞

 

赤丸の中、袋が膨らんで、端がよく見え、隙間が出来ています。

 

 

食品業界ですと、こうした隙間は虫の居場所になりやすいと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに対して・・・

 

 

＜口折りオーバーテープ袋　カットテープ部＞

 

赤丸の中、比較するとわかりますが、

 

 

口折りオーバーテープ袋は袋の端まで覆われていて、

 

漏れ・異物混入しない構造となっております。

 

 

このように

 

 

口折りオーバーテープ袋は、開封性と密閉性、そこからの防湿性も兼ね備えております！！

 

 

異物混入対策・袋の開口性でお困り事がありましたら、是非鈴与マタイにご連絡下さい！

 

 

弊社担当が誠心誠意ご対応させていただきます。