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2024年問題と紙袋積載・輸送効率
2024年の4月1日より、物流業界で労働時間の法改正が行われる、いわゆる
“物流2024年問題”
が話題に上がっております。
具体的に何が起きるのか…
①物流ドライバーに関して
…法規制により時間外労働時間の上限が設定され、結果残業時間が減少します。
実質的な減収によりドライバーの大量離職、担い手不足が起きることが予想されています。
そのため荷物が期日に届かないといった状況の発生が今後予想されます。
②物流事業者に関して
…運送会社では、ドライバーの時間外割増賃金が50%引き上げられることで人件費が高騰します。
この上昇した人件費は輸送費に転嫁され、輸送運賃の上昇が予想されます。
③荷主に関して
…②、③の影響で、物流事業者に荷主が選別され、従来どおりの輸送トラックが確保できなくなることが予想されます。
また、確保できたとしても運賃コストの上昇が予想されます。
鈴与マタイでは、2024年問題におけるお客様の積載・輸送効率を上げるためのお手伝いとして
“紙袋の荷姿改善”
を、ご提案致します。
具体的には紙袋をパレットで出荷する際に、
紙袋容量を減らさずに積載効率を向上させる事が可能な
「広幅袋」
です。
これまでバラ積みの際はある程度自由に調整できていた袋の規格も、
パレット出荷の際は、紙袋の縦寸法と胴幅をパレットに積載できるよう調整の必要が出てきます。
調整を行い紙袋の縦寸法や胴幅を短くすることで、パレットには収まるようになりますが、袋の内容量が減ってしまいます。
そうなるとパレットへの積載紙袋数も減りますので、輸送コストの上昇が考えられます。
広幅袋では、紙袋の底幅を広げることで縦寸法、胴幅サイズが縮小したとしても内容量が減りません。
ただ・・・
「広幅にしたら、製造設備の充填ノズルとサイズが合わなくなるんだけど…」
「結局どれくらい広幅に調整したら良いかわからない!」
など様々な疑問点がお有りかと思います。
次回はそれら疑問点を踏まえた、広幅袋の詳細をご説明させていただきます。
乞うご期待下さい!!
他にも2024年問題について、お困り事がありましたら是非鈴与マタイにご連絡下さい。
誠心誠意お答えさせていただきます!!