製造現場の環境改善(インナーパッチ編)
皆様は底貼袋に中身を充填後、袋の口元であったり、四隅から粉が漏れてしまった経験はないでしょうか?
当社でも
「充填後の漏れた中身のせいで製造現場や、倉庫が汚れてしまうんだよね」
等の御意見をいただくことが御座います。
お客様が製造している製品にはそれぞれ多種多様な特徴がありますが、
澱粉やカーボンブラック等の製品の粒度が非常に細かい場合、
袋のわずかな隙間からの粉漏れが発生してしまいます。
当社では、
インナーパッチ
という仕様を活用し、袋からの粉漏れを防ぎます。
下の図をご覧ください。
底貼袋の開口部を解体した図となります。
こちらに紙を噛ませます
↓
赤枠の部分に紙を噛ませました。
こうする事で底部の隙間を防ぎつつ、噛ませた紙の中央部は切れているため、
内容物の排出は問題なく行えます。
逆に充填口側では
赤枠の通り、紙を噛ませることで、隙間を完全に無くし、粉漏れを防止します!
実際にインナーパッチ品を使用していただいているお客様からは、
袋の隅からの粉漏れが無くなった、現場の清掃時間を短縮できるようになった
等のお声をいただいております。
また、インナーパッチとは違った仕様でも、粉漏れ発生現象を下げる仕様も御座います。
詳細が気になる方は、一度当社にお問い合わせください。
他にも紙袋・包装資材で相談したいことがありましたら
是非鈴与マタイにご連絡下さいませ。
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