フレキシブルコンテナって丸型?角型?
早速ですが、今見ている皆様にご質問です。
今、日本で使用されているフレキシブルコンテナは丸型と角型どちらが多いでしょうか?
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正解は、、、「丸型」です!!
丸型の仕様が多いからこそ、皆様からお問い合わせを頂きます。
「フレキシブルコンテナを角型にする事で輸送効率が向上しますか?」
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答えは△です。
ただ角型にしても輸送効率は上がりません。何故でしょうか?
フレキシブルコンテナは、筒状の生地に、天井になる生地と底になる生地を縫い合わせて完成致します。
イメージとしては下の図のような感じです。
角型の場合でも四角い形の底部に丸形と同じ筒状の生地を縫製して製品を完成させます。
丸型と角型の本体部分に同じ筒状の生地が使用されているので、角型のフレキシブルコンテナに
充填をすると下の図のようになります。
底(黄色線)部分は四角い形になりますが、本体(緑色)部分は丸型と同じように膨らんでしまいます。
ただ丸型から角型へ変更しても、輸送効率が向上するとは限らないので、
「フレキシブルコンテナを角型にすることで輸送効率が上がりますか?」という問いは△となります。
丸型も角型も同じくらい本体が膨らんでしまうなら、
どう輸送効率を上げればよいのでしょうか、、、、。
輸送効率を向上させたいお客様!「隔壁」という仕様がございます。
上から見たイメージ図となりますが、青色部分が本体生地、緑色部分が隔壁となっております。
この隔壁によって、充填しても膨張を抑える事ができるので、四角い形を保つ事が出来ます。
下の写真は左側が隔壁仕様、右側が角型のフレキシブルコンテナです。
赤い矢印を見て頂くと、角型のほうが胴回りが膨らんでいるのは分かりますね!!
でも、加工が増えると高いという印象をお持ちのお客様が多いと思います。
ただ、その分積載効率が良くなるので、お客様の中には、本体の価格が高くなっても、
輸送費が抑えられ、よりメリットが生まれた事例もございます。
隔壁仕様にご興味をお持ちのお客様も、輸送を効率化させたいお客様も
ご相談お待ちしております!!!
〇豆知識
海外は角型が主流です。なぜ日本が丸で海外が角なのかは分かりません!!
逆にご存じの方はコッソリと教えて下さい。
海外で使用されている角型は縫製方法も全く違うので参考にはなりませんが、同仕様も製造可能ですのでご相談ください!!