フレキシブルコンテナが出来るまで③【製造工程 ラミネート】
前回はサーキュラー(ヤーンを編み込む工程)を解説致しました。
フレキシブルコンテナが出来るまで②【製造工程 サーキュラー】
今回はサーキュラーで出来上がった原反の、ラミネートの工程を解説致します。
この工程で製造するフレキシブルコンテナの原反は、エンドレス原反となります。
エンドレス原反とは・・・
サーキュラーの工程で製造される、継ぎ目のない筒状の原反のことです。
ラミネートの工程を解説させて頂く前に、「そもそも、ラミネートって何?」
「ラミネートがイメージしにくい!」という方は、
下の記事で簡単な紹介をしておりますので、確認してみてください!
フレキシブルコンテナのラミネートについて
工程3:ラミネート
①サーキュラーで編み込んだ原反のロールを、ラミネート機にセットして送り出します。
②ロールから送り出した原反の表面に、熱した半透明の液体ラミネートを
上からかけて、薄く延ばしながら接着していきます。
③液体をフレキシブルコンテナの原反表面に、圧をかけながら接着していきます。
圧をかけることで、まんべんなく原反表面にラミネートされていきます。
④原反を再度巻き取って再びロール状にします。
冷ましたらラミネートをしていない、反対の面を上にして再度ラミネート機に送り出します。
⑤ ①から再度同じ工程を行い、原反をロール状に巻き取ったら完成です!
ラミネートの工程について知って頂けましたでしょうか?
次回は切ったり縫ったりする、工程を紹介致します!
フレキシブルコンテナが出来るまで④【カット&縫製】