フレキシブルコンテナの「充填物の漏れ」対策について
皆様、早速ですがフレキシブルコンテナには「充填物の漏れ」対策があることはご存じでしょうか?
今回は、フレキシブルコンテナの「充填物の漏れ」対策についての記事です。
はじめに、なぜ漏れ対策が必要なのでしょうか?
それは、フレキシブルコンテナはミシンを使用し、各部材を縫い合わせて製造しているからです。
フレキシブルコンテナの製造工程については、下記の記事で紹介しています!
ミシンで縫製することで針穴ができ、縫製糸と針穴の隙間から充填物が漏れてしまうことがあります。
特に充填物が真円に近い形状をしていると、流動性が高くなり漏れやすくなります。
そのため、フレキシブルコンテナへ内袋をセットして対策することが多いです。
内袋については、下記の記事で紹介しています。
しかし、内袋が使用できない場合があります。
そういった場合、内袋を使用せず漏れを防ぐ対策を行っています。
フレキシブルコンテナで漏れが起きやすい箇所は、
本体補強布、本体と底部の縫製、底部と排出口の縫製、底部のベルト縫製…と意外とたくさんあります。
これらの漏れやすい箇所に、不織布やPPロープを一緒に縫製することで針穴を塞いで対策しています。
※漏れ対策を実施しても、充填物の粒度によっては漏れる可能性があります。
「新規仕様で漏れ対策を検討したい!」「充填物の漏れを改善したい!」とお悩みのお客様、
ぜひお気軽にご相談ください!