フレキシブルコンテナのJIS④【落下衝撃試験について】
今回はJIS④の記事になります。
JIS①の記事の中でコンテナの製品性能試験方法は3種類ありました。
どんな内容だったかな~?という方は下記の記事をご覧ください。
今回はその中でも落下衝撃試験について見ていきます。
皆様もグラス・お皿などを落としてしまい割ってしまった経験があると
思います。
ガラスが飛び散って危ないですよね。
フレキシブルコンテナも安全に設計はされておりますが、イレギュラーな出来事が
起きることで落下し、破損してしまうことも稀にございます。
例えば、誤って、フレキシブルコンテナが落ちてしまったとき、
フレキシブルコンテナが破れ、中身が出てきてしまうこともあります。
万が一のことを考えて、フレキシブルコンテナの安全性を確かめるために、
JIS試験では、落下衝撃試験を実施致します。
クロススタンダード形・クロスシングル形どちらも条件は同じです。
フレキシブルコンテナを0.8mの高さから硬く平らな面に1回落下させ、
充填物の漏洩や、フレキシブルコンテナの側面と底部の破損の有無を調べます。
フレキシブルコンテナの充填物が漏れていなかったり、
フレキシブルコンテナ本体に破れなどの異常が見られない場合は、合格となります。
落下試験はこのような内容になっております。
次は、圧縮試験及び積重ね試験を見ていきましょう。
to be continued….