フレキシブルコンテナのJIS⑪ 【耐もみ性試験について】
今回はJIS⑪の記事になります。
JIS①の記事の中でフレキシブルコンテナの材料性能試験は5種類ありました。
フレキシブルコンテナのJIS①【JISとは?】
前回は耐寒性試験について知って頂きました!
今回は材料試験について最後の5つ目の試験、耐もみ性試験についてです。
※この試験はフレキシブルコンテナ本体原反 に対する試験です。
耐もみ性なんてフレキシブルコンテナでなんで試験するの?
と疑問に思いませんか?
例えば、何度も洗濯していると衣類の生地が傷むことがありますよね。
フレキシブルコンテナも同じように梱包するために折り畳んだり、圧縮機でぺちゃんこに圧縮したり
かと思えば充填をする際には大きく広げます。
加えてフレキシブルコンテナ同士で擦れて痛むことも考えられます。
そのためJISの耐もみ性試験を実施し安全性を確認しています。
試験内容
試験機にフレキシブルコンテナ本体から切り取った原反をセットし、
往復運動を起こし負荷をかけます。
その後、試験機から取り出した原反について
粘着、亀裂、破損、ひび割れ、皮膜の剥離等異常がないか確認します。
異常がなければ合格となります!
これで材料性能のJIS試験については以上となります。
実は、材料だけでもこんなに試験を行っています。
へぇ~こんな試験をしてるんだ~。と思っていただけたら幸いです!!!