フレキシブルコンテナ基礎知識

フレキシブルコンテナのJIS⑩ 【耐寒性試験について】

今回はJIS⑩の記事になります。
JIS①の記事の中でフレキシブルコンテナの材料性能試験は5種類ありました。
フレキシブルコンテナのJIS①【JISとは?】

 

 

 

 

 

 

前回は耐熱性試験について知って頂きました!
耐熱性ときたので今回はJISの耐寒性についての試験です。
※この試験はフレキシブルコンテナ本体原反に対する試験です。

 

 

 

 

 

 

 

耐寒性なんてフレキシブルコンテナでなんで試験するのかと疑問に思いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

水をイメージしてみてください。
液体であれば大丈夫でも氷になると力をかければ割ることができますよね。

 

 

 

 

 

 

 

フレキシブルコンテナについても同様に寒さなどの温度変化で表面の損傷が起きたり、
ひび割れする恐れがあります。
そのためJISの耐寒性試験を実施し耐寒性を確認しております。

 

 

 

 

 

 

試験内容

 

フレキシブルコンテナから切り取った原反を

-25±5℃の恒温槽内で1時間冷却します。
その後原反を恒温槽内で180°折り曲げて表面の損傷、ひび割れ等異常がないか調べます。

※試験は-25±℃で実施していますが、試験規格ですので-25±5℃まで安全ということではありません。

 

 

 

 

 

 

 

異常がなければ合格です!

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が耐寒性についての試験となります。

次回は耐もみ性試験についてです。

フレキシブルコンテナのJIS⑪【耐もみ性試験について】

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