フレキシブルコンテナの内容物の比重についてpart➀
今回はフレキシブルコンテナの内容物の比重についてpart➀の記事です。
お客様から「500kg入るフレキシブルコンテナはありませんか?」と
お問合せをいただくことがあります。
このようなお問い合わせの場合、
内容物はどんなものを入れるのか、内容物の比重がどのくらいなのかをお客様に確認しています。
では、なぜ確認が必要なのでしょうか?
それは、内容物によって必要なフレキシブルコンテナの容量が異なる場合があるからです。
【比重とは】
「対象物と水を比べた場合の重さ・軽さを示す比率」を指します。
まず、基準となる水の比重は1です。
一方、お米を例に挙げると、比重が約0.8で水と比べて軽いです。
・・・あまりピンとこないですね。
コップを例に説明します!
同じ容量のコップにそれぞれ水、鉛の塊、発泡スチロールをいっぱいに入れた場合、
コップを持ち上げたときの重さは違います。
これは内容物の比重が異なるので、同じ容量でも重量が変わるからです。
フレキシブルコンテナも同じです。
実際に計算してみましょう!
例えばΦ1100㎜×H1100㎜のフレキシブルコンテナの場合、容量は1000ℓです。
フレキシブルコンテナの容量計算についてはこちらの記事をご覧ください。
比重が1の場合
1000ℓ(容量)×1(比重)=1000kg(重量)=1tであり
1000ℓのフレキシブルコンテナに1t入ることが分かります。
しかし、比重が0.8(お米)の場合
1000ℓ×0.8=800kg=0.8tしか入りません。
「比重が違うと、フレキシブルコンテナに入る量が変わることは分かったけど具体的にどうすればいいの?」
と疑問に思いませんか?
次回の記事で更にフレキシブルコンテナの比重について深堀りしていきます!