フレキシブルコンテナが出来るまで①【製造工程 フラットヤーン】
かなりマニアックなお話ですが、フレキシブルコンテナが出来るまでを解説致します。
工程1:フラットヤーン(糸を作る工程)
①主原料であるPP(ポリプロピレン)やその他の顔料(色付け)、UV剤(耐候性向上)など。
ジャリジャリとブレンドします。
※主原料のPPについて、詳しくはコチラ
②溶かしてのぺーっとなったブレンド原料をのぺーっと薄くします。
まだ糸というよりシートです。
③シャーっと短冊状にカットしたり、それを折り重ねたりして、細長くします。
糸というよりはテープです。
④ギュンギュンと延伸させることでどんどん細くなり、強度が増します。
糸っぽくなってきました。
⑤グルグルと糸を巻き取ってヤーン(原糸)のボビンが完成です。
このヤーンの太さや編み方で強度が決まるわけですね。
そのあたりの細かい説明はコチラ。↓
のぺーとかギュンギュンとかグルグルとか専門用語が多くなり申し訳ございません。
ご理解頂けましたでしょうか。
フレキブルコンテナを選定するにあたり、特に役には立たない雑学コーナーでした。
次はいよいよ原反(生地)に編み込んでいく工程を見ていきます。
少し役に立つ内容となってきます。
ボリュームが多いので、次の記事にてご案内致します。
フレキシブルコンテナが出来るまで②【製造工程 サーキュラー】