フレキシブルコンテナ基礎知識

吊りベルトの種類【モノヤーンベルト・フラットヤーンベルト】について

今回はフレキシブルコンテナの部材、吊りベルトの種類についての記事です。

 

 

フレキシブルコンテナを使用していると

「このフレキシブルコンテナの吊りベルトは柔らかいぞ…?」と思ったことはありませんか?

もしかすると、普段使用しているフレキシブルコンテナの吊りベルトとは違う種類なのかもしれません。

 

 

吊りベルトの種類の説明の前に、吊りベルトについて簡単におさらいしましょう!

下の画像の赤い丸の部分が吊りベルトです。

内容物を充填したフレキシブルコンテナを、フォークリフトで吊り上げて運ぶときに使用します。

 

 

 

吊りベルトやその他の部材について下記の記事で紹介しております。

ぜひご覧ください!

フレキシブルコンテナの部材の名称<前編> | 鈴与マタイ

 

 

以上が、吊りベルトの説明です。
では、本題の吊りベルトの種類について説明します!

 

 

吊りベルトにはモノヤーンとフラットヤーンの2種類の種類があります。

 

  

 

 

上の画像の左側がモノヤーン、右側がフラットヤーンです。

吊りベルトの種類を図面に表記する際はモノヤーンを「日式」、フラットヤーンを「中式」と記載しています。

(他社さんの場合は、日式ではなくダンラインと表記することもあります。)

 

 

見た目では違いが分かりにくいですが、握ったときの感触が違います。

 

 

モノヤーンは硬いことが特徴です。

 

 

 

フラットヤーンはモノヤーンと比べて柔らかいことが特徴です。

 

 

 

感触の他に、ヤーン(糸)の種類が違います。

 

 

モノヤーンの「モノ」とはモノレールやモノトーンの「モノ」のような「一つの」や「単一の」が由来です。

下の写真を見ても1本のヤーンで織られていることが分かります。

 

 

 

フラットヤーンはフラットとあるように「平らな」や「平坦な」が由来です。

複数に重なって一束になった平らなヤーンが織られているイメージです。

 

 

 

感触、ヤーンの違いはありますが、データ上の引張強度は同程度です。

お客様の作業環境ごとに、適した吊りベルトをご使用されるお客様が多いです。

 

 

「今、使っているフレキシブルコンテナはどっちのベルトなんだろう?」

「自分たちの作業環境に適したベルトを使いたい!」などお悩みのお客様は当社へお気軽にお問合せ下さい!

 

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